鳶の仕事は危険だからできれば鳶にはならない方が良いという話を聞いたことはありませんか?
鳶という仕事は、本当に危ない仕事なのだろうか、それなら鳶という職業自体が長くあり続けるのもどうかと思うと思う人もいると思います。
そこで、鳶の仕事は本当に危険なのか、なぜ危ないと言われてしまうのかについて説明したいと思います。
まず、鳶の仕事は本当に危険なのか。その答えは、世の中の認識通り残念ながら鳶の仕事は危険を伴う仕事のひとつです。
鳶の仕事は、地上から高い場所での作業をメインとしている仕事です。低いところでも地上から数メートル、高いところでは数百メートルといった場所での作業が求められます。
そのため、一歩間違うと転落という危険性がありますし、工事を行う場所によっては感電する可能性もゼロではありません。転落は、安全帯と言われる命綱を着用していれば、起こることはありませんが、仕事に慣れると着用することを忘れるなど、ちょっとした気のゆるみから重大な事故を起こすこともゼロではありません。
感電は、落雷によって受ける事故のひとつで、金属製品が多い足場だからこその事故とも言われています。
しかし、危険な仕事だから仕方がないと何も対策を講じていない訳ではなく、安全対策を徹底して行うことや、その安全対策も向上しているので、安全対策を厳守することで、世間一般的に言われるほど危険なことはありません。